カルチャー

手芸は文化だ!~タティングが装いを彩っていた時代~

文化の日、今も昔も内職の手段のようであるような手芸の地位を考えます。文化庁の、演劇や音楽などコロナの影響により活動を自粛した個人または小規模団体の、文化芸術活動の継続支援事業に、手芸は含まれませんでした。やっぱり手芸は内職の域を超えないのでしょうか?芸術とまでは行かなくても、せめてタティングがファッションであった頃の感性を発信できたらなと思っています。
カルチャー

自由が丘はスイーツ天国♪

自由が丘にお店を出して9年が経ちます。19時まで営業していた時は夜におなかが空いてしまうのもあるし、ピーク時は今より忙しく、バイトも週3くらいでいましたので、よくおやつを食べていました。スイーツのことを書いた店長日記も数多くありましたので、ここにまとめます。
その他のお悩みに

シャトルに何メートル巻きますか?

生徒さんがよく『どのくらい巻きますか〜』なんて簡単に聞かれてますけど、先生も作るときは長年の勘でできてしまい、確実な使用量は調べてみないと分かりませんよね。最初に作品をつくるときに適当にシャトルに巻いて作ってしまい、使った量がわからず、小さいものは結局もう一度作りなおすこともあるんですよね。
タティングレース

パールタティングって、なんでパールタティングって言うんですか?ついでにマルチーズリングも⁉

パールタティングってなんでパールタティングって言うんですか?について、何回か書いた店長日記をまとめます。日本で説明されている【パールタティング】は3本の糸で片側のダブルステッチのピコの間で、反対側のダブルステッチを入れたものが多く、紛らわしいことにパールを入れたデザインがほとんどで、パールを入れたタティングを【パールタティング】だと思っている方も多いです。
その他のお悩みに

名前が8割~かんたんなタティングレースにだまされるな~

かんたんな・・・とか、はじめての・・・とかの本を買ったのに、難しいじゃないか!ということありませんか?全然簡単じゃないのに、本を買う方はほとんどが初心者さんなので、このワードを入れてほしいと出版社が決めるそうです。
ハンドメイドビジネス

値段を決めるのは誰だ?ハンドメイドの値段と経費のいろいろ

みなさんは、商品を売る時、値段はいくらにしたらいいか?と迷う事はありませんか? ビジネス的に厳密に言えば、商品の値段=原価+経費+利益ですが、ハンドメイドの場合そうもいかないことが多々あります。
タティングレース

まあるくってちっちゃくって三角なタティングのいちごミルク巾着は・・・意外とてこずりました

原本には、何目置きにつなぐなどの指示はなく『リングとチェインで、モチーフのピコにつなぎ、平らになるように囲む』とだけあります。日本の親切過ぎる本に慣れている方にはわからないと思いますが、洋書や昔の本には、このように大体のことしか書いてありません。
その他のお悩みに

タティングの洋書によく【Joint(ジョイント)】とだけ書いてあるのですが、何つなぎですか?

昔の本や洋書にはリバースワークもつなぎ方も書いていないことがあります。特に指示がない場合、つなぎ方は先生によっても違い、デザインによっても違い、好みによっても分かれます。最近は名前を付けて技法として明確に指示されるようになったということだと思いますが、どのつなぎ方でも間違いではありません。
ハンドメイドビジネス

個人のタティング店が、持続化補助金コロナ特別型に挑戦した記録

2020年4月に緊急事態が出されてから、個人事業にも出された【持続化給付金】は、中止になったホビーショーの準備の支払いに消えました。今後の運営費をどうしようとあちこち調べて、新しく【持続化補助金コロナ特別枠】というのができたらしく、それにチャレンジすることにしました。
カルチャー

100年前のビーズの通し方~The Art of Tattingより~

1910年発行のThe Art of TATTINGの中に興味深い記述がありました。祭壇用のベールには、本物の真珠が使われています。後から付けているのではなく、タティング中に入れ込んでいるのです。どうやっているのかと思ったら・・・