Handy Handsから出ているリーフレットに、パイナップルのドイリーがあります。
このリーフレットは1925年の本から抜粋したレシピです。(なんか同じことやってるな・・・)
Tatted Pineapple Dily パターンリーフレット
Adapted by Kendra Goodnow From Needle Craft Mafazine April 1925
古書からのパターンリーフレットです。
パターンはドイリー1点のみ
中央の部分と、周りの部分を詳しく説明しています。
文章は英語 大きな写真と目数入りの編み図あり
観音開きのA4パンフレット位です。
裏面を見ると、このドイリーは実は赤ちゃんのボウシのデザインの一部だったことがわかります。
さてこのボウシ、なんていうんだっけ?
物の名前が出てこないお年頃の私と先生…先に思い出したのは1歳若い(^^)先生の方でした。
『ボンネット!』
ボンネットってなんだ?
ボンネットの語源が気になりましたので調べてみますと、
婦人帽子の基本的な型の一つ。頭頂から後頭部をほとんどおおっているが,前額部から顔にかけてはほぼ全面的に露呈する。(中略)ンスでは 16世紀まであらゆる布製の帽子をボンネ bonnetと呼んだ。
18世紀になると頭巾状の婦人帽をさすようになり,それが英語に導入されてボンネットとなった。またヒンディー語の banat (織り目の粗い布) からきたとする説もある。
19世紀はボンネットの全盛時代で,きわめて多様な形が現れた。現在は乳幼児用に用いられる。
ブリタニカ国際大百科事典より
とあります。
私が思うボンネットは、車のボンネットなのでこちらも調べました。
自動車のエンジンを収納する場所、またはトランクルームを覆うカバー(蓋)を指す。(中略)英語で帽子の一種が語源。
JAF ホームページより
とありますので、エンジンをカバーした蓋を帽子に見立てて、ボンネットと呼んだようで、帽子の方が先のようです。
今ボンネットをしている人は、ロリータファッションの人以外ほとんど見られませんので、作りましょうといってもおそらく誰も作る気にはならないと思います。
その日先生は『みんな【使えるもの】【売れるもの】を作りたがりすぎ!こんなもの作ってどうするんだ?と言うものを作るから、趣味なんじゃない?』という名言を残して帰られました。
このドイリーから、ボンネットではない帽子を作ってみたくて、作ってみました。
ジョブズ風にパイナップルのドイリー作ってみた
『リズベスの#10の使い道が疑問だったけど、今日ようやくわかった!』
パイナップルドイリーが、ちょうど1玉弱でできる
それをAphyu的にはこうして・・・ストローベレーに貼って・・・
ってかっこよくスティーブジョブズのようにプレゼンしようと思ったのですが、見れば見るほど20世紀少年の覆面の模様に見えてきて怖い(>_<)
皆さんはもっと細い糸で、もっとかわいい色でお作りくださいね!
ここからはパイナップルのトリビアです
パイナップル編みとは文字通りクロシェなどではパイナップルのようなウロコのような模様編みを指します。
タティングではないけれど、新しい本が出たようです。
パイナップルとは元々パイン(松) アップル(果実-昔は果実全般をアップルと言っていた)で松ぼっくりを意味していて、松ぼっくりに似た果物をパイナップルと呼ぶようになったそうです。
(ちなみに今松ぼっくりを英訳すると、Pinecone です。)
私が知る限り、世界で1番細い天然繊維と言われているのはパイナップルの葉の繊維で、ピーニャと言いい、フィリピンでは最高級のブラウスなどに加工されます。
沖縄や、東南アジアなど、暑いところで食べるパイナップルは格別で、水分や糖分、酵素やビタミン、ミネラルと、疲れた体に栄養ドリンクのように染みわたります。
しかしお料理に入れるのは…いかがですか?
パイナップル入りの酢豚はもちろん、炒飯がパイナップルをくりぬいたお皿に入ってくるのはいただけない。
冷たいものにあったかいもの入れるのやめて〜
タイのブルー&ホワイトのお皿には、パイナップルの柄でパイナップルの形のものがあり、これにチャーハンを入れて出してくれることもあり、これは気分だけで味が変わらないのでいいアイデアですね。
最近話題の台湾のパイナップルケーキ、自由が丘に専門店ができましたが、うちも人のことは言えませんが、専門店にも程があるというくらい、ピンポイントのお店で面白いですね。
どうです?パイナップル食べたくなりました?
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