ビンテージのテーブルセンターのデザインでアレを作りたくて…(2020年3月当時)
このテーブルセンター、実は海外のオークションで2000円弱で手に入れたものです。
単純なのですが、どうなっているのか解読出来なくて、放置していたのです。
さて、やろうと思って見てみても、あれ?あれ?どこから始めていいか分かりません(≧∀≦)
バイトと2人で分かりません(≧∀≦)
とりあえず、わかるところは外周のみ。そこを外して睨むこと2日…見えてきました。
いつもの癖で、中が四つ葉で、外がブリッジ、そしたら横に行って…と一筆描きを想像していたのですが、実はモチーフつなぎだった! しかも思ってたんと逆‼︎
これで1コじゃね? 自信はないけれ~ど♪ でもね・・・たぶん・・・きっと~♪
新しいデザインで試作を作り始めるとき、まだ自信がない時は、明るめの色で試します。
後日、この一筆書きかと思ったらモチーフつなぎだったモチーフを少しつなげてみたところで、やはり正解だと確信しました。
しかしこの渋いデザインにこの黄色は合いません。
キットにする場合、在庫との兼ね合いも大切で、いくら試作が素晴らしくても、糸がなければキットにはなりません。
デザイナーはデザインや色に重点をおきますが、販売をするためには在庫があるかどうかが最重要になります。
在庫がなければ、商品ではなくただの作品なのです。
悩んだ挙句この色になりました。
実際見たら青みがかったグレーのいい色なのですが、写真に撮ると映えませんね…
中袋でも入れて明るくしますかね(^_-)
それで(当時の事情により)とあるケースを作りたかったのですが、ひと模様が割と大きいので、少しサイズが合いません。
イラストレーターに落とし込んでやろうかと思っていたのですが、バイトが『あ!わかった!』とハサミを持ち出しました。
チョッキン✂︎
ピコの数合う?
合う合う!
寸法合う?
合う合う!
時にアナログの方が早いこともあります(^^)
ここからは2020年3月当時のボヤキで、どうしてこのケースを作ろうとしたかが書いてあります。次の画像まで飛ばしてもいいですよ。
会社員の方はもちろんのこと、お買い物やお散歩中の方まで、マスクをしている方がほとんどになりましたが、皆さんどこで買っているのでしょうか?
私は2月初めから、店頭でマスクを買えたのは1回だけです。
具合の悪い方、病院や介護、保育、人が密集するところ、不特定多数の人に接する職業以外で予防のためにマスクをしていてもあまり意味がないと聞いていますが、毎朝足りなくもないのに薬局に並んだり探し回ったりを日課にされている方もいらっしゃるとのことです。
朝から晩までお仕事をされている方は、到底買えないかと思うのですが、社会性がないと思われないために、恐らく高くても内緒でメルカリやヤフオクで買っていたのではないですか? でないと数が合いません。
やむを得ずの手作り布マスクも小売店や個人レベルでもたくさん出るようになりましたが、メルカリやヤフオクではそれも販売禁止になり、今度は個人商店のネットショップや店頭での委託販売に代わり、かなり売れているようですね。
当店はタティング業界ではいち早く、販売ではないですが、タティングらしい画像を出したつもりですが、色々とご意見があり、販売への戦意のみならず、自分用に作る気力も喪失しました。
今、手作りマスク、売り切れ、寝てない、#ウィルス対策 など、同じ形の同じようなマスクが次々に投稿されるのを見ますが、ウィルス防止に効果があると勘違いする人ももういないでしょうし、それを指摘する人ももはやいないでしょうから、後出しジャンケンの方が強いのだなあと思い知らされます。
誰に何を言われても、誰もやらないことを先にやるという使命感と言いますか、プライドを持ってやっていますが、そのプライドが邪魔をして流行に乗れなかった者の負け惜しみと思ってご容赦ください。
さてその思いをマスク入れ作りに費やし、蓋の部分を残すまでになりました。
マスクを入れてみましたら、ピッタリ!
で、また思いついちゃったんですが、これってあのサイズでは? と思い入れてみたら、なんとこれもピッタリ!
ふくさにもなるのです。
一筆書きかと思ったらモチーフつなぎで、約1玉使うマスク入れ、製作はきつかったですが、でも出来上がってみたら使えそうな仕上がりですよ。
こちらは2022年になる今も売れ続けているロングセラーです。
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