リングの中にクロスにビーズを入れる150年前の方法

タティングレース

1866年発行 Mlle Riego The Complete Tatting bookの【PARISIAN GYMP TRIMMING WITH BEADS】
パブリックドメインの本のPDF等はAPLのサイトで閲覧できます。

150年以上前のレシピです。

このレシピを見て一番気になったのが、リングの中と中心のクロスのビーズ、どうやって入れているのだろう・・・ということ。

翻訳してみるとなんて事はない、ただ〇〇ているだけでした。

なるほど・・・150年前はこうして使っていたのか・・・

そこでキットにしてみようと思いました。

これが古書を解読して新しい感性で作ってみようと考えてできた第1号のキットです

現在販売中の第3号

Aphyuオリジナル リングの中にクロスにビーズを入れる150年前の方法のフレーム
デザイン:1866年発行 The Complete Tatting bookより PARISIAN GYMP TRIMMING WITH BEADS
内容:レシピ(翻訳、解読済み)使用糸 絹穴糸1色 丸小ビーズ フレーム 布 出来上がりサイズ :フレーム 約9cm×15.5cm
必要道具:シャトル1個 はさみ 縫い糸 縫い針 ビーズ針 ボンドまたはとじ針
レベル:★★★☆☆

オリムパスおしゃれフレーム楕円はこちら
使用糸は大黒絲業絹穴糸20m

しかしこれだけでは納得が行かず、今の技術でできる方法はないか・・・

井川先生に相談すると、〇〇でなく、タティング技術であっという間にできてしまったのです。

ああ脳の違い…

そしてできましたのが井川先生オリジナルのラメ糸ペンダントヘッドです。

ビーズにも一工夫あります。

【リングの中にクロスにビーズを入れる】ペンダントヘッド【オーロラホワイト】

【リングの中にクロスにビーズを入れる】ペンダントヘッド【クラッシックボルドー】

プレミアム会員様限定で発売したころは、第1号ということもあってとても人気でした。

タイトルが不思議だったのか、店頭までいらしてフレームの中を覗こうとされるお客様もいらしたくらいです。

申しておきますが、これは新技法の解説ではありません。

わかってしまえば、な~んだ!そんなことか・・・と思われるかもしれません。

このキットは、150年前に作られた技法を知ることと、今考えられる技法を使って作るという、違いを楽しむキットなのです。

井川先生のキットは糸がなくなり次第終了ですので是非チャレンジしてみてください。

原本は著作権保護期間満了の書籍ですので、このレシピを活用して商品を作ったり、レッスンをしたりすることに問題はありません。
ただし、古いレシピを解読、翻訳して再現したのがAphyuで、新たに作ったレシピにはAphyuの著作権があり、井川先生のキットのレシピには、井川先生の著作権があります。

タティング作品の著作権とその他の権利について

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